【モスクワ=金子亨】ライス米国務長官は21日、北京からモスクワ入りし、北朝鮮の核実験をめぐり、ロシアのラブロフ外相と会談した。長官は国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の実施に向け、ロシアの協力を求めた模様だ。
日本、韓国、中国に続く今回の訪露で、長官は北朝鮮を除く6か国協議の参加国をすべて訪問。長官は同日夕にはプーチン大統領と会談する。
会談の内容は明らかにされていないが、ライス長官はラブロフ外相に、対北朝鮮包囲網を強めるため、ロシアに厳しい制裁措置を打ち出すよう共同歩調を求めたと見られる。
一方、ロシアは対話による解決を主張しており、米国に対し、北朝鮮の6か国協議復帰に向け、2国間交渉に応じることなどを求めた模様だ。
ロシアは国境を接する北朝鮮の核実験について、「国際社会の批判を招く不法行為」(イワノフ副首相兼国防相)と強く非難し、米国主導の北朝鮮への圧力強化には中国とともに一定の理解を示している。
2006年10月22日
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